Darkness world -ある捻くれ者のつぶやき-

成瀬香織です。私の幼少期からの出来事をエッセイ形式で書いていきます。(ちなみにこれは全て私の心理カウンセリングで使われたものです。虐待などの内容を含むため、閲覧にはご注意ください)

2016-01-01から1年間の記事一覧

続・狂った人生

新人時代は本当に嫌なことばかりだった。正直嫌過ぎて頑張ろうという気持ちなど微塵もなかった。入社前に新人研修で数日間通勤していた。その帰り道はずっと「自分の本当に進む道に進みたくても進めない」悔しさから実はずっと泣いていたのだ。それから入社…

狂った人生

私は学生のうちに就活をしたことが無い。就活するチャンスすら与えられなかったのだ。それ以前に私は本当のところ、ずっと大学へ進学することを望んでいた。それも英文科か芸術系の大学、そう決めていた。 理由は言うまでもなく「英語の勉強がしたい。それか…

問題児朝子と士郎の話

大人になった今でも好きになれない女がいる。それは朝子(いじめパート2参照)という児童、私が小学校6年生の頃に北国から転校してきた女だ。 前記のとおりお世辞にも可愛いと言い難い女であった。彼女は則子と仲が良く、よく一緒にいた。私は別の仲良しグル…

狂った愛情からできたもの、「ひねくれ者の作り方」

母の考えが普通ではないのは誰が考えても明らかだ。 そんな中、当時23歳頃だった私は母の理想に添うことにうんざりして、母の居ぬ所で男遊びにふけることを覚えた。食事を共にする、買い物をするだけ、ただ体を重ねるだけなど、今思うと本当に信じられないこ…

【黒歴史認定】恋愛禁止!娘に寄り付く悪い虫は?!

これは決して某女性アイドルグループ内でのルールではない。我が家には「恋愛禁止」ルールが存在していたのだ。その禁止令を敷いたのは今更言うまでも無く母である。そんな母は私にお見合い結婚を望んでいた。 反対に私はお見合いなんて真っ平だと考えていた…

余談:思い出してみて

みなさんこんにちは、高坂はる香です。 こうしてエッセイを描いていて思い出した… 十数年前に飯島愛さんが上梓されたご自身のエッセイ「プラトニック・セックス」。 飯島さんも厳しいお父様とそのお父様に黙って着いていくお母様の元で育ち、そして家出を…と…

わがままな女帝

母は本当に信じられないほど私に執着している。寧ろ私を母自身の理想の形だとでも思っているのか?という疑念が未だに払拭できない。 そんな母は私を自分の理想のキャラクターにしたがっていた。モデル体型、成績優秀、自分好みのファッション、一流大学を出…

母VS叔母、娘自慢対決!

父の兄(父の兄弟の三男。父のいた会社の社長。私の叔父でもある)の家には私と同い歳の従姉妹とその兄(私たちより4歳年上)がいる。兄同士は歳が違うので比較されることは殆ど無かったが、従姉妹と私は同じ歳というだけでいつも何かと比較され、叔母も母もお…

恐怖政治

ここまでこのエッセイを書いていて、父の話が殆ど出てきていないことにお気づきだろう。実は私は未だに父の存在に恐怖を感じてしまうことも事実であり、今からここに書くことを読むことで読者様がお気を悪くしてしまうことも充分に想定できる。それだけ自身…

お金にまつわる話

子供にとって年1回のお楽しみ、それは「お年玉」。小学生になってお金の使い方や金額も分かってくると余計に嬉しくなるものだ。 そして貰ったお年玉で普段出来ないようなお買い物をする。大人になってからそれを見ても「ああ、子供のお小遣い程度で買うもの…

いじめ パート2

小学校6年生の頃、私のクラスにひとりの女児が北日本から転校してきた。朝子という。見た目は決して可愛いわけでもなく、身長が低く体格がよく丸顔で濃い顔つき、更に色黒で真ん中で分けた肩まで伸びた黒い髪が特徴。第一印象は「大仁田厚(プロレスラー)」…

綿飴屋ごっこでケガをした話と心配をかけた話、そして微笑ましい話

本当に毎日平和な長屋生活をしていた2歳の時、私は家の脇の砂利道で三輪車ごと転んでしまい、唇を切るケガをしてしまった。この日も裏の家の友達兄妹と三輪車や自転車で遊んでいた。兄も一緒に自転車に乗って遊んでいたのだが、しばらくすると自転車に乗っ…

友達選びは全てご自身の責任で行いましょう

友達はたくさんいる・・・と言いたいところだが、実はそうでもない。 正直幼馴染と言える友達はたくさんいても、胸を張って「小さい頃からずっと仲良しです!」と言える友達は片手で数える程度である。大きくなればライフスタイルも変わるわけで、付き合う友…

女帝の夢

前記のとおり幼い頃から・・・特に母にとって私は単なる人形だった。 前回は「着せ替え人形」というところに要点を絞って書いたが、今回はそれ以外のものを書いていきたい。 まず、私は念願の女の子だったらしい。だが現実はとても矛盾しているもので、兄は…

いじめ

今思うと幼い私に安息の場は無かった、家も学校も常に居づらい場所でしかなかった。 小学校に入り、私はいじめに遭うようになった。物を隠される、壊される、悪口や暴力、そういうものは日常茶飯事。学校も助けてくれなかった。特に小学校1、2年生の頃の担…

男尊女卑

残念ながら我が両親、男尊女卑という考えがあった。 うちは長男、長女という2人兄妹である。それも例外なく親からは「兄は長男だから一番、私は女だから・・・」というような考えだった。兄にいたっては父の機嫌に振り回されたりもしたが、ほぼ自分の思い通…

着せ替え人形

「私は母にとって一体何だったのだろう・・・ただの着せ替え人形?」 母は私が物心付いたころには既に私の好みなどを無視して母好みの服を私に着せて喜んでいた。例えば一緒に服を買いに行っても母好みの服を選ばれて私が着たい服など着せてもらえないなど。…

幼少期の体のトラブル、食生活

前章で書いたとおり、習い事地獄だった幼い頃・・・ そんな小学校1年生のある日に突然耳が痛くなり熱も出した。その日は風邪をこじらせた中でスイミングへ行き、それが原因と思われる中耳炎を起こしたのだ。 翌日に地域の総合病院の耳鼻科にかかり、即患部の…

引越し後の生活、そして習い事地獄

私が4歳になったばかりの頃に現在の実家のある場所に引っ越した。 後に父に聞いた話だが、私たちが暮らした長屋の部屋に兄の学習机が入らないことが分かり、急遽引越しが決まったのだ。1週間2週間ほどで父は長屋よりも広い4人家族が住むのに良さそうな条件…

幼少期の楽しい話

私は産まれてから4歳になるまで現在の実家の場所とは違う場所に住んでいた。 いかにも昭和の団地というような区画内の小さな長屋に父・母・兄・私の家族4人で暮らしていた。そしてその団地には数軒の同じタイプの長屋があり、私たち一家と同じように4人家族…