Darkness world -ある捻くれ者のつぶやき-

成瀬香織です。私の幼少期からの出来事をエッセイ形式で書いていきます。(ちなみにこれは全て私の心理カウンセリングで使われたものです。虐待などの内容を含むため、閲覧にはご注意ください)

勝てなくないよ。

ども、こんばんは。

成瀬香織です。改名してから初めて書く記事になりますね。

 

今の私のことを少しだけ書きたいと思います。

私、いじめや両親からの虐待が原因で今でも心理カウンセリングに通っております。カウンセラーさんとも仲良くなり信頼関係も出来上がりました。

もそもそこの心理カウンセリングを勧めてくださったのは、私の住む地域でいちばん歴史のある精神科でした。そこでいくつかの検査やテストを行った結果、私は精神科に通うような病気ではなく、深層心理に問題があると判明したからです。

そのお医者様にも私は感謝しています。初めてその病院へ行って先生と話をしたとき、私は嬉しさのあまりに泣きました。心の暖かさに触れた気がして、どんなに苦しいことでも誰にも話せなかったことを聞いても否定することなく嬉しそうな顔で褒めてくれた、「つらければ泣いてもいいんだよ」と言ってもらえたことが嬉しくて…

 

そしてそこに数回通って、その後にとある大学の心理カウンセリングを勧められ、そこに通って治療しています。

カウンセラーさん曰く、私はまだ軽い方だそうです。中にはもっと苦しんでいる人もたくさんいるそうです。

まだまだ変わらない部分もあります。だけどそれまで変われなかったものも少しずつ変わって、毒を吐くようにもなりました。毒すら私は吐けなかったのです、両親から止められていたからです。

良い子に仕立て上げたかったのでしょうね。

 

けれどカウンセラーさんとの信頼関係が良好になり、それなりに毒を吐く、ブラックジョークを好むなど、本来の自分に向かっている気がします。更に私はポルノグラフ的な物やセックスシンボル的なものが好きです。それすら両親には「いやらしい」だの「汚い子供」などと批判され部屋にそのようなものがあるだけで捨てられて罵倒されるという…そんなことが続いていました。

けれどカウンセリングでも精神科医にもポルノグラフが好きなだけでは異常などないということを教えられ、私はおかしくない!と自信を持つことができました。ポルノグラフ、私は決して性的に嫌らしく下品とは思わず美しいと思うのです。美しいと思うということがおかしいことでしょうか?変なことなのでしょうか?ただただ美しいというものの対象がそれだっただけだと思っています。今では「変態」と言われてもそう言われることを誇りに思えているぐらいです。

 

さて、それからいじめに遭っていたからといってニートでも何でもありません。きちんとした職を持っています、イラストレーターです。

それに大切な家庭も持っています。たくさんの友達もいます。友達だって私自身のバックグラウンドを理解した上での友達です。身体が強くないことやメンタルに異常があっても常に仲良くしてくれていますし、理解してくたさっています。

それよりも私は誰よりもいじめや虐待で苦しむ人の気持ちを理解しています。優しく時には厳しく接することもできます。小学校で現在ボランティアをしていますが、子どもたちは私に懐いてくれて、心を開いてくれます。

特別支援学級の子どもたちも私には心を開いてくれます。

私はそういう自身の側面を強みだと思っています。

 

何かが自分の中の「スタンダード」ではないことからいじめをする人間がいます。けれどそれは決して全てにおいての「スタンダード」ではないのです。

何が「スタンダード」?そんなものは関係ないのです。