Darkness world -ある捻くれ者のつぶやき-

成瀬香織です。私の幼少期からの出来事をエッセイ形式で書いていきます。(ちなみにこれは全て私の心理カウンセリングで使われたものです。虐待などの内容を含むため、閲覧にはご注意ください)

2016-10-19から1日間の記事一覧

お金にまつわる話

子供にとって年1回のお楽しみ、それは「お年玉」。小学生になってお金の使い方や金額も分かってくると余計に嬉しくなるものだ。 そして貰ったお年玉で普段出来ないようなお買い物をする。大人になってからそれを見ても「ああ、子供のお小遣い程度で買うもの…

いじめ パート2

小学校6年生の頃、私のクラスにひとりの女児が北日本から転校してきた。朝子という。見た目は決して可愛いわけでもなく、身長が低く体格がよく丸顔で濃い顔つき、更に色黒で真ん中で分けた肩まで伸びた黒い髪が特徴。第一印象は「大仁田厚(プロレスラー)」…

綿飴屋ごっこでケガをした話と心配をかけた話、そして微笑ましい話

本当に毎日平和な長屋生活をしていた2歳の時、私は家の脇の砂利道で三輪車ごと転んでしまい、唇を切るケガをしてしまった。この日も裏の家の友達兄妹と三輪車や自転車で遊んでいた。兄も一緒に自転車に乗って遊んでいたのだが、しばらくすると自転車に乗っ…

友達選びは全てご自身の責任で行いましょう

友達はたくさんいる・・・と言いたいところだが、実はそうでもない。 正直幼馴染と言える友達はたくさんいても、胸を張って「小さい頃からずっと仲良しです!」と言える友達は片手で数える程度である。大きくなればライフスタイルも変わるわけで、付き合う友…

女帝の夢

前記のとおり幼い頃から・・・特に母にとって私は単なる人形だった。 前回は「着せ替え人形」というところに要点を絞って書いたが、今回はそれ以外のものを書いていきたい。 まず、私は念願の女の子だったらしい。だが現実はとても矛盾しているもので、兄は…

いじめ

今思うと幼い私に安息の場は無かった、家も学校も常に居づらい場所でしかなかった。 小学校に入り、私はいじめに遭うようになった。物を隠される、壊される、悪口や暴力、そういうものは日常茶飯事。学校も助けてくれなかった。特に小学校1、2年生の頃の担…

男尊女卑

残念ながら我が両親、男尊女卑という考えがあった。 うちは長男、長女という2人兄妹である。それも例外なく親からは「兄は長男だから一番、私は女だから・・・」というような考えだった。兄にいたっては父の機嫌に振り回されたりもしたが、ほぼ自分の思い通…

着せ替え人形

「私は母にとって一体何だったのだろう・・・ただの着せ替え人形?」 母は私が物心付いたころには既に私の好みなどを無視して母好みの服を私に着せて喜んでいた。例えば一緒に服を買いに行っても母好みの服を選ばれて私が着たい服など着せてもらえないなど。…

幼少期の体のトラブル、食生活

前章で書いたとおり、習い事地獄だった幼い頃・・・ そんな小学校1年生のある日に突然耳が痛くなり熱も出した。その日は風邪をこじらせた中でスイミングへ行き、それが原因と思われる中耳炎を起こしたのだ。 翌日に地域の総合病院の耳鼻科にかかり、即患部の…

引越し後の生活、そして習い事地獄

私が4歳になったばかりの頃に現在の実家のある場所に引っ越した。 後に父に聞いた話だが、私たちが暮らした長屋の部屋に兄の学習机が入らないことが分かり、急遽引越しが決まったのだ。1週間2週間ほどで父は長屋よりも広い4人家族が住むのに良さそうな条件…

幼少期の楽しい話

私は産まれてから4歳になるまで現在の実家の場所とは違う場所に住んでいた。 いかにも昭和の団地というような区画内の小さな長屋に父・母・兄・私の家族4人で暮らしていた。そしてその団地には数軒の同じタイプの長屋があり、私たち一家と同じように4人家族…